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美容師インタビュー2018.10.02

お客さまもスタッフも家族。話しあうことで理想のスタイルに導く【 uraniwa山本諒二さん 】

阪急淡路駅東口から徒歩30秒、商店街に入ってすぐの場所に「uraniwa」さんがあります。
ナチュラルテイストな空間で落ち着きがあり、キッズスペースやパウダールームも設置されています。

 

施術スペース
▲ 施術スペース

 

 

キッズスペース兼パウダールーム
▲ キッズスペース兼パウダールーム

 

 

今回お話をうかがうのは株式会社firstの代表として奔走し、また「uraniwa」の現役スタイリストも務める、山本諒二さんです。

 

 

美容師でありながら経営者としての顔も持つ山本さんは、多くの強者がいる美容師たちのなかでどうやって勝負していくかをつねに意識しているそうです。
山本さんのこれまでの経験を通して、今後の展望について伺いました。

 

お客さまやスタッフが集まる「家」を作る

 

uraniwaさんはどんなお店なんでしょうか?

はじめ美容室を作ることを考えたとき、お客さまもスタッフも家族のような存在なので、「家」のように思ってもらえるようなお店を作りたいなと思いました。
だからお店を作るまえに設計士さんに美容室ではなく、家を描いてくださいって頼みました。
いまは「uraniwa」のほかに「yaneura」という店舗がもうひとつあって、また新しい店舗が天神橋筋六丁目にできます。
イメージで描いてもらったその「家」の一部分が、いまはいろんな場所に散らばっているんです。

 

美容室を作るまえ、設計士さんにお客さまとスタッフが集う「家」のイメージを描いてもらったそう。
▲ 美容室を作るまえ、設計士さんにお客さまとスタッフが集う「家」のイメージを描いてもらったそう。

 

 

シャンプー、スパマッサージはかなり力を入れていて、すごくおすすめです。
お客さまにもご好評いただいていて、セラピストの資格を持っているスタッフが技術指導してくれています。
シャンプースペースは暗くして映画をかけていて、かんぜんに寝てもらえるくらいリラックスできるようにしています。

 

シャンプースペースは暗く、映画が流れている。
▲ シャンプースペースは暗く、映画が流れている。

 

本格的なスパも受けられる
▲ 本格的なスパも受けられる

 

 

 

新しい店舗を出されるんですね。どんなお店になるんでしょうか?

 

2018年11月1日「odoriba」というお店がオープンします。
「odoriba」=踊り場(階段の途中の部分)。
ここって女の子がターンをした時にスカートがふわっとして踊っているように見えることからネーミングされたそうなんですよ。
スカートがふわっと、と言えばマリリンモンロー。
そこから連想して強く、凛々しく、セクシーで魅力的な人を作る、というのをテーマに作っていこうと思っています。

 

やりたいことがほかにはない武器になる

 

美容師になったきっかけはなんですか?

 

きっかけは髪の毛にコンプレックスがあったことです。
ぼくはクセ毛で、美容室に行ってもスタイルがいつも気に入らないんですよ。
だから、美容室に行くのはあんまり好きじゃなかったんです。
「もう俺が自分でやったほうがいいじゃん」って思ってて、中学生くらいから美容師になろうと思っていました。
とにかく都会にあこがれがあり、17歳で大阪に来て自宅に近い美容室で働き始めました。

 

17歳で働きはじめられたんですね。
独立されるのも早かったんですよね?

 

美容師になると同時に、経営者にもなろうと決めていました。そして、25歳で独立すると目標設定したんです。それだけ早く独立しようと思ったら他の人よりも圧倒的に勉強したり練習したりしないといけないなと思いました。
そのために、一日一日をなにに使うべきか考え、休日も勉強するために動いてましたね。その中の一つで休日を利用し祇園のセットサロンで働いていたこともありました。
美容師って全体的にヘアセットが弱いところがあるんです。
もちろんカットやカラー、パーマなどの技術も磨くんですけど、ほかの人が弱い部分をやっておくのはいいかなと思いました。
同年代で見てもめちゃくちゃ上手い美容師ってたくさんいるけど、真正面から戦うだけじゃなくて、べつの場所でも勝負するところを見つけられればそれが強みになると思ったんです。

 

お店としてもスパマッサージの評判がよかったり、成人式にも使えるオーダーメイドアクセサリーを作ったりとカット以外の部分でも人気があるんですよね。

 

うちがスパマッサージの評判がいいのも、興味あるスタッフにもっと技術を追求するために、学校に行ってみないか提案してみたんです。
するとそのスタッフも「行ってみたい」ということで、学校に行ってもらいました。
アクセサリーを作るのがうまいスタッフがいたりもして、falkという名前でオーダーメイドアクセサリーを販売しています。
かなりクオリティも上がって、ご好評いただいていますよ。
スタッフひとりひとりがやりたいことをやれるようにできれば、それはそれで人と違う強みになったりもするし、自由に自分のキャパシティを広げていけばいいと思うんです。

 

(左)ウェディング用のアクセサリー(右)成人式用のアクセサリー
(左)ウェディング用のアクセサリー(右)成人式用のアクセサリー

 

山本さんは2013年の三都杯のファイナリストになられたんですよね。
クリエイション(モデルを使って前衛的なヘアデザインを作る)から得られたものはなんでしょうか?

 

三都杯決勝の様子
▲ 三都杯決勝の様子

 

いろいろ考えて準備しているときがいちばん自分の肥やしになっていると思います。
単純に技術力もつくし、デザインの引きだしもできるというのもありますけど、ライブでやるのは「本物」という感じがします。
必死になって考えたことが身になっているからこそ、ライブの場で対応できる、力を発揮できるということなんだと思います。
とは言っても、じつは決勝に呼ばれたときすごい焦ったんですよ(笑)。
「いまから決勝やれんのか!?」って思うとうれしいとかそういう感情よりも、不安と動揺で動けなかったですね。
グランプリは取れなかったので、やりきれたはずのことがやりきれなかった部分もたくさんあって、これで満足したわけではないんです。
こういうライブの場を経験したからこそ、お客さまにも自信をもって提案できるものもあるんですけど、もっともっとやれることがあるんじゃないかと考え続けなければいけないなと思いました。

 

2018年の三都杯にスタッフさんが出場。(左:ウィッグ部門 右:デザイナーズ部門)
2018年の三都杯にスタッフさんが出場。(左:ウィッグ部門 右:デザイナーズ部門)

 

ウィッグ部門でスタッフの金津 詩乃さんが受賞されたそうです!
ウィッグ部門でスタッフの金津 詩乃さんが受賞されたそうです!

お客さまにもスタッフにも「一人一人一つ一つ」ていねいに向きあう

 

お客さまに接するとき大切にしていることはなんですか?

 

「一人一人一つ一つ」っていうコンセプトを持ってお客さまに接しています。
とくにカウンセリングはめちゃくちゃ時間をかけます。
お客さまの要望を聞きつつ、プロの目線から提案していくことをくりかえして、どんなスタイルにするかっていうすりあわせをします。
必然的にカウンセリングは長くなるし、この部分はぜったい大事な時間として置いていて、技術を速くするようにしています。

 

山本さんが手がけたスタイル
山本さんが手がけたスタイル

美容師としていちばん意識していることはなんでしょうか?

 

美容師は職人というか突きつめてやるべき仕事なんです。
スタッフも自分のやりたいことにどんどんチャレンジしてほしいんですけど、職人としてちゃんとプライドを持って自分の技術を磨いていってほしい。
だから、アシスタントの練習にもとにかくモデルさんを呼ぶようにしています。
人によって頭の形や毛質も違うことから、ウィッグよりも得られるものの質がぜんぜん違うし、練習だとしてもしっかりカウンセリングしてカットやカラーすることで経験値を増やしていってほしいですね。

 

サロンワークにおいて、どんなことがモチベーションになりますか?

 

スタッフの成長とか、みんなが楽しそうに働けていたらそれがいちばんですね。
ぼくが美容師をはじめたころは業界全体がブラック企業的な働き方があたりまえになっていて、ずっとそれをおかしいと思っていたんです。
そういう面で見ると、ちゃんと労働環境が整っている一般企業にすごく憧れがあります。
働いて成果が出たらそれは本人に還元したいし、しっかり休んでプライベートの時間も持ってほしい。
むしろ一般企業よりもいい環境を作りたいと思っているので、休みの日はぜんぜん別の業界の経営者仲間と飲みに行って話を聞くこともあります。
この業界にないものをどんどん取りいれていきたいですね。

誕生日会や社員旅行などのようす
▲ 誕生日会や社員旅行などのようす

 

今後の展望を教えてください。

 

スタッフも自分も、やりたいときにやりたいことをやれたり、大きな目標に挑戦できればいいと思うので、まずはその基礎となれるような会社を作っていきたいです。
ひとりひとりが自分のやりたいことやできることを伸ばしていくことで、多様な美容師が生まれます。
決まった型にとらわれないぼくたちだからこそ、お客さまひとりひとりの価値観や考え方を聞きつつ、その人の個性を作るお手伝いができると思います。
お客さまにとってもスタッフにとっても、自分の個性について考えられるような美容室を作りつづけていきたいです。

 


 

はじめて来られるお客さまや、スタイルのビジョンを明確に持てない方でも、カウンセリングにしっかり時間をかけてくれることで、自分の理想の髪型を見つけることができるのではないでしょうか。
山本さんにサロンワークで最近うれしいことはありましたか? と聞くと、なんと10年前に担当していたお客さまが山本さんのことを調べてお店に来られたそうです。
お客さまを家族のように思い信頼関係を築ける山本さんだからこそ、そういう形で来てくださるお客さまがいるのだろうなと思いました。
ここで紹介した内容以外にも、HairDreの紹介ページでは最近の活動風景やメニュー内容なども確認できます。
ぜひこちらもチェックしてくださいね。

お客さまもスタッフも家族。話しあうことで理想のスタイルに導く

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