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美容師インタビュー2018.08.24

【和歌山の美容室 Valeria(ヴァレリア)】「似合う」からもう一歩先にある自分だけのスタイル 村中啓亮さん

みなさんこんにちは。
ヘアドレ編集部の和田です。

今回は和歌山県和歌山市北町にある「Valeria(ヴァレリア)」さんをご紹介いたします。

和歌山市駅から徒歩10分程度、マンション「ブリリアント」の1階にValeriaさんがあります。
ヨーロッパの街並みを想起させるアイアンの吊り看板が目印です。

Valeria_外観

Valeria内装

一歩入ればまるで異国のよう、かっこいい内装にうっとりしてしまいます。

今年の2月に開催された「ヘアドレオーディション2018」で実力派美容師として選出されたValeriaのスタイリスト、村中啓亮さん
参加者81名のうち合格者はたった3名という厳しい審査を勝ちぬいた村中さんですが、お話をうかがってみるとこちらもほっと安心できるような穏和な物腰が印象的でした。

ところで、みなさんは美容室でどんな髪型にしたいかはっきり伝えられますか?
わたしは似合わないんじゃないかとか、変だと思われるんじゃないかとかを考えると緊張してうまく伝えられないことが多いです。
なんと村中さんも髪を切ってもらうときは、細かく要望を伝えるのはむずかしいと感じるとのこと。
ご自身がサロンでカウンセリングするときは、お客さまの意見を大切にしているそうです。
相手の立場に立って考える村中さんのサロンワークについてお伺いしました。

 

 

ひとりひとりがお客さまのことを考える

Valeriaさんはどんなサロンなんでしょうか?

村中さん

「Valeria」というのはヨーロッパで女の子の名前に使われるんですが、その子がいても似合うような空間というのがコンセプトです。
特別なサービスがあるわけではないですが、スタッフひとりひとりがお客さまの状態に合わせて施術に入るように意識はしています。
例えば自分が担当しているお客さまでなくても、シャンプーに入ったときは髪質に応じてトリートメントをしたりします。
だれが指示するというわけではなく、各々がお客さまのことを第一に考えて行動するというのがベースにありますね。

どんなお客さまが来られるのでしょうか?

年齢層としては幅広い年代の方に来ていただいていますね。
女性のお客さまはもちろんですが、うちは男性スタッフが多いこともあり男性のお客さまもよく来られます。

 

美容師として技術を高めるため、環境を変えていく

村中さま

美容師になりたいと思ったきっかけはなんでしたか?

母の実家が散髪屋さんで、中学生までは祖父に髪を切ってもらっていたんですが、いつも坊ちゃん刈りにされるんです。
当時はそれがいやで、髪を切るのは仕方なくという感じでした。
でも高校生になってはじめて美容室に行ったとき、カットしてもらったスタイルがすごく新鮮で、自分も美容師になろうと決めました。
子どものころから祖父の仕事場で、きれいになって帰っていくお客さまを見ていたので、自然と美容師になるというのが選択肢の中にあったのだと思います。

 

ご出身は鳥取県なんですよね。
こちらのサロンで働かれるようになったのはどういう経緯だったのでしょうか?

高校生のとき、鳥取県にいて流行がワンテンポ遅れてくるのを感じていたんですね。
そもそもお店が少ないし、若い人も大学進学とともに県外に出てしまうような環境でした。
そういう面では都会に憧れがあって、美容を勉強するなら大阪か東京にしようと決めていました。

それから大阪の専門学校を卒業して、2年ほど大阪のとあるサロンで働いていました。
そこで一度スタイリストになったんですが、働き方としては接客を重視しているお店だったんですね。
お休みの日も技術の練習というよりは、みんなお客さまに話せる話題作りみたいな感じで出かけたりしていたんです。
もちろん接客も大切なんですけど、長く美容師を続けるって考えると技術ももっと磨いていかないとダメなんじゃないかと思うようになったんです。
そのとき、専門学校からの友だちに相談したら、和歌山にかわいいスタイルを作っているサロンがあると聞いて、Valeriaに転職しました。

 

村中さんから見て、Valeriaさんはどんな印象でしたか?

Valeriaインテリア▲インテリアはイギリスのアンティークで揃えられている。

やっぱりはじめてここに来たときはかっこいいなって思いましたね(笑)。
自分が働くうえでも好きな空間で働けるのは理想的だなと思いました。
スタッフ同士もけっこう刺激しあえるというか、ぼくも負けじとがんばろうって思える環境で。
スタッフみんなで大阪や京都の講習にも積極的に行っていました。

大阪や京都に行くとおしゃれな人が多くて、歩いている人を見ているだけでも刺激になります。
個人的にも大阪には人間観察に行ったりもしますね。

 

人を見にいかれるんですね。
プライベートでもヘアスタイルのことを考えてしまったりしますか?

そうですね。
だれかと約束があるわけでもなく、人を見にいくために大阪に行くこともあります。
古着が好きで中崎町によく行くんですけど、奇抜なスタイルの方やおしゃれな方が多くて勉強になるんです。
すれちがった人のスタイルを見て、うちのお客さまに似合いそうだなとか考えてしまいます。
いつも行っている古着屋さんとよくおしゃべりするんですけど、服の流行とかも教えてもらったりするんです。
服の流行も知っておくと、ヘアスタイルの時代性も見えてきます。

 

クリエイションで培ったもので、お客さまの個性を光らせる

TREND VISION award(※)でエリアファイナルに進出されたんですよね。
クリエイション(モデルを使って前衛的なヘアスタイルを作る)で得られるものはどういうものなのでしょうか。

トレンドビジョン練習トレンドビジョン本番
▲TREND VISION awardの作品。ウィッグでいろんなスタイルを試し、本番に臨む。

 

(※)TREND VISION award……美容メーカーWELLAが主催している、グローバルで活躍できる若手スタイリストの発掘と育成を目的としたコンテスト

クリエイションでの経験は、お客さまのスタイルにアクセントを利かせられるようになります。
たとえば、クリエイションをするときは、斬新でかわいいスタイルを作りだすことを目的に、普段ではありえないくらい前髪を短く切りこんだり、派手な色でカラーリングしたりします。
そういう非日常的なスタイルを作ることで経験値が貯まり、その人に似合う長さやカラーを探せるようになりました。
サロンスタイルでもお客さまのお顔立ちに合わせて、通常より前髪を短くしてみることや、アクセントになるようなインナーカラーを入れてみるなど、提案の幅も増えました。

 

たくさん練習時間を取られたりするんですか?

そうですね。
ぼくはけっこう不器用なんです。
学生時代、ワインディング(※)のコンテストの出場者を決めるため、テストがあったんですよ。
自分のなかではけっこう練習したつもりでいたんですけど、通らなかったんです。
それがすごく悔しくて、人より練習しないとダメなんだなって思うようになりました。
本番は自分の力を7割出せたらいいほうと肝に銘じ、人一倍の練習を意識しています。

ヘアドレオーディション練習▲ヘアドレオーディションの前日、早朝に練習する姿。

 

(※)ワインディング……パーマを作るため髪の毛にロッドを巻くこと。

 

スタイルを作るうえでこだわりはありますか?

その人に「似合う」ということは、すごく大事だなと思っています。
TREND VISION awardで切らせてもらったときも、そのモデルさんにいちばん似合うスタイルってどんなのだろうって深く考え抜きました。
今回ぼくは大阪エリア予選止まりで、全国大会には出られなかったんですが、次のステージに進む人たちのモデルさんのスタイルを見て、抜群に似合っていると思ったんですよ。
斬新だけどちゃんとその人に似合うように計算されていることが伝わってきて、自分もがんばらないといけないところだなと思っています。

でもサロンで髪を切るときはヘアスタイルがオーソドックスな分「似合わせる」というのは大前提なんです。
だから「似合う」ことからもう一歩先に進んで、お客さまの個性を出せるような提案も心がけています。

髪を伸ばされている方はとくに、カットしてもなかなか変わりばえしなかったりしますよね。
そういう方には、たとえばインナーカラーをしてみたり、前髪の長さを少し短くしてみたり、いつもと違う要素も提案しています。

▲村中さんがカットされたお客さま。

 

 

お客さまが要望を言いやすい姿勢でありたい

村中さんインタビュー風景

お客さまのカウンセリングで気をつけていることはありますか?

カウンセリングするときは、「NO」と言わないようにしています。
美容師からやめといた方がいいよって言われてしまうと、やりたいことがあっても言いづらくなってしまうじゃないですか。
そうはならないように、その人がやりたいことを汲みとれる姿勢でありたいと思います。

僕自身、髪を切ってもらう立場になると、あんまり細かく指定したりとかはできなくて。
だからこそ、お客さまの希望を少しでも多く語ってもらえるようにしようという意識をしています。
もちろん、べつのスタイルが似合うかなって思ったときは提案もするんですけど、その人の意見を大切にするように気をつけていますね。

 

美容師として今度どのような将来像がありますか?

うちの店はけっこう幅広い年代のお客さまに来ていただいているので、だからこそ、お子さんからおばあちゃんまで、すべての方と長いおつきあいができる美容師になりたいですね。
ぼくが担当しているお客さまは若い方が多いんですけど、その方がこれから年齢を重ねていっても、日々のスタイルをいっしょに考えていきたいです。
そういう日々のなかで結婚や出産など大切なイベントでも頼ってもらえるようになったらうれしいですね。

 

 

村中さんとお話ししていると、インタビューする側のわたしのほうが聞いてもらっているような心地よさがありました。
いつもと違う髪型にしたいと思ったときも、村中さんのような聞き上手な方だったらとても相談しやすいなと思いました。

ここで紹介した内容以外にも、HairDreの紹介ページでは最近の活動風景やメニュー内容なども確認できます。
ぜひこちらもチェックしてくださいね。

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